アロマのある暮らし

秋の花粉症対策は大丈夫?コロナ渦のマスクとアロマをうまく利用しよう!

のどの痛みと頭痛に悩まされる日々ですが、みなさんはいかがお過ごしですか?

この時期の花粉といえば「ブタクサ」「ヨモギ」「稲穂」などです。

風が強い日は特に痰(たん)の絡むようなのどの違和感が強く、頭もボーッとしたり、体のだるさが際立ちます。

その中でマクスを付けていると余計に酸欠で辛かったり、仕事に集中しづらくなります。

そこで、マスクをしたまま快適に花粉症対策をしてみませんか?

アロマテラピーで花粉症を緩和

呼吸器系に有効なおすすめ精油

精油には実にたくさんの種類がありますが、それぞれに得意分野があります。
花粉症対策や呼吸器系に有効な精油はこの4つ。

●ユーカリ (ラジアータ・グロブルス)
去痰作用、粘液溶解作用により、痰を取り除き、鼻の通りを良くする。

●ティートリー
殺菌消毒効果に優れ、免疫力を高める。

●ペパーミント
殺菌、消毒作用があり、スッとした香りで呼吸器系を爽快にさせる。

●ラベンダー
症状を鎮めて呼吸を楽に。抗菌作用や免疫強壮作用も。

●カモミール
沈静作用、抗ウイルス作用に優れ、ストレスのケアにも効果的。

余談ですが、精油とアロマオイルの違いを知っていますか?

精油とは?
100%天然素材(植物の花、茎、葉など)だけで抽出したオイルのこと。エッセンシャルオイルとも呼ばれています。

アロマオイルとは?
人工香料、アルコール、他の原料材料が人の手によって加えられ作られたオイルのこと。フレグランスオイル、ポプリオイルなどとも言われています。

2つは一般的に「アロマ」と総称され混同されがちですが、実は全く似て非なるもの。用途にも違いがあるので、正しく理解しておくことをお勧めします。
精油はカラダに有効な成分を多く含みますが、純度が高く、原液そのものなので直接肌につけることはできません。正しく希釈して使用しましょう。

アロマスプレーの作り方

●アロマスプレー30ml
【材料】
(基本のレシピ)
・好みのエッセンシャルオイル 5〜6滴
(おすすめはユーカリ・ラジアータ2滴、ティートリー1滴、ペパーミント1滴、ラベンダー1〜2滴)
・無水エタノール 5ml
・精製水 25ml
・PET スプレー30ml

【作り方】
① スプレー容器に無水エタノール5mlを入れる
② ①に精油を加え、よく混ぜ合わせる
③ ②に精製水25mlを入れて再びよく混ぜ合わせて出来上がり
※ビーカー容器、かくはん棒などがある場合は①~③をビーカーで行います

使い方と注意点は?

●使用前には必ず良く振っておきます。
●マスクの外側に2~3 回スプレーして、マスクを20 秒以上よく振ってから装着します。
内側にスプレーすることもできますが、私の場合は少し抵抗があるため外側にスプレーしています。軽く揉みこむと全体に精油の香りがいきわたるのでお勧めです。
●自然の香りのため薄れやすいので2週間を目安にできるだけ早目に使い切ってくださいね。
また古くなると成分が劣化し、健康トラブルになりかねないので長期使用しない場合は潔く破棄してください。日付ラベルなど100均で手に入るので活用してみるのもいいですね。

まとめ

私の場合は一年間を通して呼吸器症状があるため、ユーカリやティートリー、ペパーミントなど年中常備しています。

普段はアロマディフューザーなどで使用していますが、今はマスクを日常的に使用しているため「マスクを利用したらいいんじゃない?」と思いつきました。

アロマは効能がうたわれていますが、治療薬ではないので完璧に改善できるかと言えば難しいところですが、症状を和らげることはできています。

皆さんもぜひうまくアロマを活用してみてくださいね。