11月に入ると一気に秋らしくなりますね!
これからは気温が低く、空気が乾燥するというインフルエンザの大好物『低温乾燥』といった時期に突入します。
皆さんはインフルエンザや風邪の予防は万全ですか?

今年は加湿器がかなり売れ行きが良いらしいですが、コロナ渦でもあり、皆さんが体調管理に熱心なのが伺えます。
そんな時こそ、薬に頼らず、手軽でコスパの良いアロマスプレーでインフルエンザを予防しませんか??
インフルエンザを予防するには?
私は毎年この時期は加湿器と手作りのアロマスプレーを使ってインフルエンザ&風邪予防をしています。
また、仕事柄、予防接種を毎年受けているので感染したとしても発症しなくて済んでいて、ここ何年もインフルエンザにはご縁がない日々を送っています。
インフルエンザが流行しやすい時期は気温が下がり空気が乾燥する12月から3月ごろで、最もピークといわれるのが1月下旬から3月上旬ごろです。
これにはインフルエンザウイルスが、湿度が20%以下の乾燥した空気と、気温が20度以下という条件が重なった環境下で活発になる性質があることが関係しています!

なので、寒いからといって窓を閉め切って暖房を使うことが増えると、インフルエンザウイルスが活発になりやすい条件がそろってしまうので要注意!
換気が一番の予防策といわれる所以です。
また、体が冷えることによって免疫機能も下がるため、インフルエンザウイルスに感染しやすくなるといわれているので温活も大切な予防策になりますね。

インフルエンザ予防アロマスプレーの作り方
インフルエンザにおすすめの精油
たくさんある精油のなかでも特にインフルエンザに有効だといわれている殺菌作用と抗ウイルス作用のある精油はこちら。
【殺菌作用】
ラベンダー:爽やかで酸味と甘さのあるフローラルな香り
ティートリー:フレッシュでシャープな香り
ユーカリ:爽やかで刺激的なグリーン系の香り
レモン:非常に軽くフレッシュで爽やかな果実の香り
レモングラス:ピリッとした新鮮な草とレモンを思わせるような香り
グレープフルーツ:果実そのままのリフレッシュ感がある香り
ジュニパー:ウッディ調の温かい甘さとスモーキさのある香り
タイム:スパイシーで甘さのある香り など
【抗ウイルス作用】
パルマローザ:爽やかさとローズを思わせるフローラルな香り
ライム:爽やかでフレッシュな果実の香り
ラベンダー、ティートリー、ユーカリ、など
作り方
【必要な材料】
・スプレー容器:PE製(ポリエチレン)かガラス容器でアルコールに強いもの
・無水エタノールまたは消毒用アルコール
・精製水
・好みの精油
【作り方】
(約50ml分のアロマスプレーを作る場合)
①空のスプレー容器(60ml)に、無水エタノール10mlを入れる
②お好みの精油を20滴程度入れる
例)
・ユーカリ 8滴
・ティートリー 6滴
・ラベンダー 2滴
・パルマローザ 2滴
・ぺパーミント 2滴
③キャップをしボトルをよく振る
④精製水40mlを入れて希釈する
(※無水エタノールと精製水などはドラッグストアで購入できます)
使うときにはよく振ってから使ってくださいね!

ちなみに、精油がすべて揃わなくても、ユーカリやティートリーだけでも十分効果が期待できます。少しずつ精油を揃えてみても良いかもしれませんね。
流行の前にしておきたい対策とは?
私がインフルエンザ期間に突入する前にしている対策は以下のとおり。
●手作りアロマスプレーを準備する
アロマスプレーはいつでも簡単に作れるので、特にユーカリ精油とティーツリー精油だけは切らさないように常備しています(花粉症対策にも使っています)。
●予防接種を受ける
予防接種を受けてもかかってしまうという方もいると思いますが、万が一感染してしまったとしても重症化を防ぐことができます。
感染のリスクはあっても発症を抑えるために毎年流行前に受けています(職業柄なかば義務化していますが…)。
●ていねいに手洗いを行う
不特定多数の人が触れるものには、インフルエンザウイルスが付着しているという前提でこまめに手洗いをしています。外出時などで、手が洗えないときには、アルコールタイプの手指消毒剤も携帯しています。

●バランスの良い食事や十分な睡眠をとる
インフルエンザにならないためには、生活習慣がポイントとなります。栄養の偏りや睡眠不足、過労などは免疫力を落とす原因になるので、できるだけ生活を整えて免疫力を高める過ごし方を心がけています。
●湿度管理と換気を行う
インフルエンザの好む環境を自ら作り出さないように、気がついたら湿度計をチェックしたり、2~3時間おきに換気を行っています。
部屋の湿度を50~60%がベスト。加湿器などをうまく利用して湿度を保ったり、こまめな換気でお部屋の空気を入れ替えるようにしています。
●ソーシャルディスタンスをとる
コロナウイルスの流行により感染予防策がひろく行き渡ったおかげでインフルエンザ感染も少ないのではと期待されています。人の多い場所への出入りを避けたり、マスクをするなど同様の感染予防策をとることで感染リスクを抑えられると思われます。
まとめ
精油を扱うのに敷居の高さがあるかもしれませんが、ネットやドラッグストアで購入することができ、手作りすることで意外とコスパもいいんです。1滴のなかに効能がギューっと凝縮されていてアロマスプレーなどを作るのにとても向いています。
またアロマディフューザーなどで芳香浴をしてインフルエンザ予防をするのももっと手軽でよいかもしれませんね(中には携帯用サイズのものもあります)。
アロマをうまく取り入れて、これからのインフルエンザの流行期に備えてしっかりと予防していきたいですね!