
仕事に頑張ったご褒美に週末は紅葉を見に出かけてきました。
なぜ紅葉を見たくなるの?
紅葉している木々を見ると、不思議と癒される気持ちとワクワクした気持ちが共存しませんか?
日本人ならではの四季の移ろいを楽しむDNAのしわざかもしれませんが、紅葉の黄色や赤い色は熟した果実を思わせる色で、本能的に「食べごろ」「美味しそう」「幸せ」を連想させてくれます。
そのため、紅葉を見た時に熟した果実を見た時と同じように、こころが満たされ、癒し効果に繋がると言われています。
紅葉に限らず、綺麗な景色を眺めるとき、脳内には『セロトニン』という幸せホルモンがジワァ〜と分泌され、より幸せな気持ちになってリラックスできたり、ストレスが緩和されるようですよ!
また赤といえば、何を連想しますか?
情熱の赤?愛情の赤?闘争心の赤?でしょうか。

「赤」には、脳を活性化して気持ちを高めて人をポジティブかつエネルギッシュにさせたり、温かみを感じるパワーがあると言われ、ワクワクした気持ちにもさせてくれます。
紅葉を観に行く時、知らず知らずにその恩恵を受けることを体が知っていて、私たちを紅葉に向かわせるのかもしれませんね!
紅葉には美容効果もあるって本当?
フィトンチッド効果
フィトンチッドという物質を聞いたことがありますか?
フィトンチッド(phytoncide)とは、微生物の活動を抑制する作用をもつ、樹木などが発散する化学物質。 植物が傷つけられた際に放出し、殺菌力を持つ揮発性物質のことを指す。 森林浴はこれに接して健康を維持する方法だが、健康だけでなく癒しや安らぎを与える効果もある。
森林の中にいると、木の幹や色付いた葉から爽やかな植物の香りと少しスパイシー大地の香りを感じます。
これは「フィトンチッド」という『森の香り』物質の香りです。

この木々の幹や色付いた葉から香るフィトンチッドは、優しく穏やかな香りで私たちを包み込み、美容効果や健康促進効果を高めてくれます。
それは、フィトンチッドに含まれるリラクゼーション効果が高い物質が私たちの自律神経に作用して、乱れを整え、心を穏やかにしてくれるため。
また、体内にあるナチュラルキラー細胞を活性化させめ、免疫力を高めてくれます。
ちなみに、フィトンチッドが森林内に豊富にある時間帯は午前中です。紅葉狩りをするなら午前中をオススメします!
温め効果
紅葉の黄色や赤、オレンジなどの暖色系は、交感神経を刺激するので、血行を良くして体を温める効果があります。
外の風は冷たい時期ですが、内側から温めて、冷えから肌を守り、美容効果を高めてくれるので、ぜひ紅葉を楽しんでくださいね!
ストレスフリー効果
紅葉から生まれるリラクゼーション効果によって、ストレスを受けることで活性化してしまう悪玉ホルモンやコルチゾール濃度が減少させることは科学的に立証されています。
ストレスを抱えたままだと、体内に活性酸素を作り出し、老化の原因にもなるので、紅葉狩りでストレスを解放しましょう!
