PMS(月経前症候群)の話

PMS(月経前症候群)は本当は女性ホルモンからの贈り物だった!?

もう40年近くオンナをやってきても、未だにオンナというものが謎だらけ。20代に2回出産を経て今日に至るまでの20年は、実に悩ましい己の言動に夫を困惑させ続けてきました。

生理前〜中のオンナはゆらゆら&わがままモンスターである。

今でこそPMS(月経前症候群)という言葉が認知されて理解も求められるようになってきていますが、ひと昔前までは「今ひょっとして生理?」と何気ない男子の言葉にイラッとされられたのではないでしょうか?

言ってみれば、前後でそれくらい人格が魔物化したり、不可解な言動が現れていたということなのでしょう。

でも、これって故意ではない(たぶん)ので、反省できずにまたヒートアップしたり、落ち込んだり…。

私の場合は、
●やることなすこと三日坊主
●整理整頓ができない(やる気だけはある)
●涙もろくなる
●夫の言葉に過度に反撃する
●衝動買いをする
●過食気味になる etc.

そのほかに精神的な症状として出やすいのが
○ゆううつな気分
○イライラして怒りっぽくなる
○不安や悲しみを感じる
○感情の起伏が激しくなる
○集中力がなくなる
○無気力になる
○憂うつな気分になる
○パニックになる etc.

身体にも大きく変化が現れ、ハッキリと分かるものに以下のものがありました。
●頭痛
●下腹部痛
●下痢や便秘
●腹部からふとももにかけて鈍痛
●胸の張り

そのほかに出やすい症状として
○腰痛
○下腹部痛
○むくみ・全身倦怠感
○めまい
○のぼせ、ほてり
○体の冷え
○強い眠気
○肌荒れ
○体重が増える etc.
といったものがあります。

pms

PMSはどこからやってくるの?

原因としてはいくつかあり、いろんなものが組み合わさっています。

●鉄分不足
●ビタミン不足
●ホルモンバランス
●生活習慣(ストレス、睡眠不足、喫煙、アルコール等)など

栄養素の不足や生活の乱れは、言ってみれば誰にでも当てはまるし、『そりゃ身体の調子も悪くなるよね〜』と反省もできますが、ホルモンバランスが原因となると、なかなかコントロールしにくいもの。

ですが、なぜホルモンバランスが関係しているのか知らないより、知っている方が受け入れやすいと思いませんか?
正体を知らないビックリ箱を開けるより、中身を知っている方が安心できるといった感じです。

女性ホルモンはPMSというサインで自分を守っている?

皆さんは女性ホルモンという言葉を耳にしたことがあると思います。なかでも、お肌ウルウル、ツヤツヤの髪、くびれたウエストやピチピチのお尻、といったイメージが代名詞でしょうか。
でも、本当の見せどころは『妊娠・出産ができる体をつくる』なのです。
そのために、女性ホルモンの代表格「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が連携しながら、私たちの体の中で分泌をし続けています。

女性ホルモンの分泌リズム

そしてそれぞれの役割をもって生理の終わりからまた次の生理を迎えるまで、ゆらゆらとアップダウンしながら分泌を繰り返し、私たちの体を守っているのです。
PMSはそのホルモンバランスのゆらゆらの落とし物といった感じでしょうか。

でも、この落とし物のおかげで本能的に自分の体を守るという神秘のお守りがPMSだとしたら?

無茶をして身体を壊すのではなく、サインを出すことでセーブをかけ、女性は子宮を守っているのではないでしょうか。

PMSの症状は確かにツライ!
でも、このしくみを知っていれば、『私のホルモンは元気に働いてるぞ』となり、その不調の兆しを見つけることができます。

あとは、その不調をほんの少し和らげるヒントを生活の中に取り込むことで前向きに日々を乗り越えられることができるかもしれません。